舛添知事「ホテル面談相手の名は言えない」 自公も追及、消えない疑念
都民の知事への不信感の高まりからか、この日は都議会与党の追及も厳しく、神林氏は「私は怒っている。あまりにせこい。せこすぎる」と怒りをあらわにし、辞職をめぐっても「知事の姿勢が変わらなければ、いつでも警告に代わる措置を取る」と語気を強めた。上野和彦氏(公明)は「辞職を求める声は高まっている」と批判した。 野党の和泉氏、小山くにひこ氏(民進)は「けじめをつけるのなら速やかな辞職を」「自ら潔く身を引くべき」と迫った。 知事自らが「第三者の目」と名付けた弁護士2人による調査報告書が公表された翌日とあってか、代表質問への注目度は高く、都議会のネット中継は神林氏と泉氏の質問のさなかにアクセス数が2000をオーバーして視聴不能の状態に。3000にまで増やしたがつながりにくい状態が続いていたという。都議会事務局は「初めての事態。(選挙資金疑惑で議会追及された)猪瀬前知事のときもこんなことはなかった」と話した。 (フリー記者・本間誠也)