山形、宮城両県境にまたがる御所山（中央奥）を望みながら歩みを進める登山隊

　本紙登山隊の一行が、本県と宮城県にまたがる御所山（1500メートル）を踏破している。東根市から入山し、黒伏山を経て16日に山頂にたどり着いた。 　東根山岳会（清野忠昭会長）の案内で、15～17日の3日間で黒伏山、観音寺の両コースを巡る。例年と比べて紅葉は1週間ほど遅いが、標高が高くなるにつれてブナやカエデが色づき、登山者を迎えてくれた。古木にはナメコやナラタケがびっしりと生え、山の恵みに感謝しながら歩みを進めた。 　登山隊は下山後、秋山の魅力を本紙で詳報するほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」の公式チャンネル「山形新聞オンライン」でも多面的に紹介する。