ルミナー「ライダー装置」が推進する自動車安全革命の凄み
ルミナー・テクノロジーズがCESで行った実験。写真左の黒い車のフロントガラス上部にはルミナーのライダー装置が搭載されている(写真:筆者撮影)
1月5日から8日までアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催された「CES 2023」。3年ぶりに10万人以上が参加しての開催となった世界最大のテクロノロジーショーでは数多くの企業が新技術、新製品を披露。かつての熱気を取り戻したようだ。今回、筆者はこの展示会を取材。展示内容が目を引いたアメリカ上場企業3社、 ルミナー・テクノロジーズ (ティッカー:LAZR)、 ディア・アンド・カンパニー (ティッカー:DE)、 ブランズウィック・コーポレーション (ティッカー:BC)について3日連続でそれぞれリポートする。アメリカ株投資の参考にしてほしい。 第1回はルミナー。自動運転に欠かせない「LiDAR(ライダー)」を手掛ける同社は2012年創業。2021年2月にナスダックに上場した新興企業で、日本にも同様の技術を手掛ける企業としてKUDAN(4425)がある。自動運転のキーカンパニーとして押さえておきたい会社だ。
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長野 美穂