松本若菜 フジ連ドラ初主演 禁断の決断下す大人の恋愛ドラマ「女優人生としてもかなりの挑戦」
女優の松本若菜(40)がフジテレビ系ドラマ「わたしの宝物」(10月17日スタート。木曜、後10・00)で同局系の連続ドラマ初主演を務めることが29日、分かった。 夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材とした大人の恋愛ドラマ。“宝物”を守るために托卵(たくらん)という禁断の決断を下した女性と、その真実に翻弄(ほんろう)されていく2人の男性の運命を完全オリジナル脚本で描く。 松本は自分のついたうそにもがき苦しむ、悪女になりきれない女性という難しい役どころを演じる。台本を読み終え「何かこの話が人ごとには思えないし、もしかしたら自分にも降りかかってくることかもしれないと思いました」と感想を口にし、「私の女優人生としてもかなりの挑戦となる」と闘志を燃やす。 「第1話から本当に展開がめまぐるしい。このドラマを通して、私は1つの宝物を守り抜きたいと思っています」と決意を込めた松本。役作りをする中で、自身の周りからも托卵(たくらん)について「実はそういうことってあるんだよね」という声を聞いたという。「実際にも起こっているということを考えた時、もしかしたら、ラブストーリーの先にちょっと怖い身近に潜む人間の業や欲といったものを感じることができる、奥深いドラマになるのではと思った」と、女性としての悩みを深く追求しながら役と向き合っていく。