宇佐美秀メイソンの「僕のスピードについて来れない」に中野椋太は「僕のパワーについて来れるかな」【RISE】
RISEの大阪で開催されるビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第一競技場)の追加対戦カード発表会見が4月23日、都内で開催された。「RISE177」(4月21日、東京・後楽園ホール)のリング上で対戦が発表されたRISEウェルター級王者の中野椋太(誠至会)と宇佐美秀メイソン(Battle Box)が改めて会見に出席し、静かに火花を散らした。 中野は昨年12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」でペトル・モラリに無念の判定負け。4月21日の「RISE177」では稲井良弥(TARGET)を相手に初防衛戦を行う予定だったが、稲井のケガでタイトル戦は中止になっていた。 宇佐美の前戦は3月に行われた「K-1 WORLD MAX」での白須康仁戦。この試合でKO勝ちを収めプロ戦績を5戦5勝(3KO)としている。宇佐美は昨年、KNOCK OUTでも試合をしており、この短期間で国内の主要3団体に出場を果たすことになる。 会見で宇佐美は「地元・大阪なので、しっかり盛り上げて、中野選手を倒しに行こうと思っている」、中野も「僕も地元が大阪。しっかり盛り上げて倒しに行く」とともに地元での試合ということを意識。 互いの印象について問われた際に宇佐美は「印象は特にないが、やったら自分が得意なタイプなんだろうなという印象」、中野は「自分もそんなに印象はないが、しっかり倒しに来てくれるんで、自分も倒しに行こうと思う」と語った。 宇佐美はこの「自分が得意なタイプ」については「ファイトスタイルと自分のスピードに多分ついて来れないかなと思っている」とのこと。これに中野は「僕のパワーについて来れるかなという感じ」と返した。 また宇佐美は今回のRISE参戦については「自分はオファーを受けているだけ。所属先に“強い奴とやりたい”と言っていて、オファーが良ければ“やりたいです”と言ってそれで終わり」、RISEで目指すものについても「どこの団体でも目指すものはない。ベルトにもこだわっていない。ただ単に強い奴とやりたいだけ」とさらり。 これに中野は「戦うとは思っていなかったが、戦うことになっている。それも運命なんで、しっかり倒します」と語った。