「ナ・リーグMVP争いは無い」大谷翔平で決定的!? 50-50達成で勝負あり。米経済誌が断言「明らかに有力だ」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、史上初の50-50を達成するなど数多くの記録を樹立している。まだシーズンは終了していないが、もはや今季のナ・リーグMVP争いは終了し、同選手の受賞が有力であると、米経済誌『フォーブス』が断言した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季終盤に右肘の靱帯を断裂し、手術を行なったことで今季の登板が不可能になっている。同選手の代名詞でもある二刀流が披露できなくなったが、その一方で指名打者(DH)に専念することが可能となった。ロサンゼルス・エンゼルスから新天地のドジャースへ移った初年度でありながら、これまでの自己最多のシーズン本塁打記録である46本を更新。さらに、史上初の50-50を達成し、なおも勢い止まらず53-55へ到達している。前人未到の60-60達成も不可能では無い状況だ。 これまで、ニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーア内野手が、最後までナ・リーグMVPを争うライバルだと考えられていた。しかし、同紙は「ナ・リーグMVP争いは無い。ドジャースの大谷が明らかに有力だ」とつけ、「正直、この選手についてどこから話せばいいのか分からない。彼はトミー・ジョン手術からのリハビリ中にこれらすべてを成し遂げた。そして、ただ形だけこなしていたわけではなく、ご存知の通り、55回の盗塁を成功させた。そして、信じられないかもしれないが、彼の数字はさらに良くなるはずだ」と報じ、もはや決着はついたとの見解を示している。フルタイムDHがMVPを受賞することに批判的な声もあるが、大谷はそんな批判もねじ伏せるほどの活躍を見せていると言えそうだ。
ベースボールチャンネル編集部