各コンビニに担当警察官 大聖寺署、被害防止へ「タッグポリス」
大聖寺署と加賀市は28日、市内のコンビニエンスストアの店舗ごとに担当の警察官を配置する「タッグポリス」制度を始め、署員27人を指定した。県内で初めての取り組みで、電子マネーの購入などコンビニを使った特殊詐欺被害の撲滅を目指す。 担当者を決めることで店員が警察に相談しやすい関係を築くことが狙いで、市内のコンビニ全32店に各1~2人を指定した。タッグポリスは日常的に店を巡回するほか、防犯指導や訓練を担当する。 大聖寺署で行われた式で木谷力署長が指定書を渡した。式典後、大聖寺南町のファミリーマート加賀大聖寺南町店で特殊詐欺被害阻止訓練が行われ、店員が電子マネーを買おうとする来店者に声を掛ける要領を学んだ。