開幕から3試合でもう“15ゴール”奪っている脅威 すでに9人の選手がネットを揺らしているPSVの破壊力
昨季111ゴールを奪った攻撃力は健在
昨季オランダ・エールディヴィジを制したPSVは、攻守両面で圧倒的な存在だった。昨季はリーグ戦で29勝4分1敗の成績を残し、得点数は驚異の111ゴール。失点も21点に抑えられていた。必死にフェイエノールトが喰らいついていたが、昨季に関してはPSVが圧倒的だった。 その破壊力は今季も健在で、ここまで開幕から3試合で15ゴールを奪っている。開幕節ではRKCヴァールヴァイクを5-1、続くヘラクレス戦は3-1、そして今節はアルメレ・シティを7-1と粉砕した。 昨季は29ゴールを奪ったFWルーク・デ・ヨングを筆頭に、リーグ戦だけで実に19人もの選手がネットを揺らした。今季もすでに9人の選手がネットを揺らしていて、得点を奪える選手が複数揃っているのは心強い。 ここまでの市場でも右サイドバックのジョルダン・ティーゼはモナコに売却したが、それ以外の主力は残っている。バイエルンからの完全移籍に切り替わったMFマリク・ティルマン、攻撃的MFフース・ティル、アメリカ代表FWリカルド・ペピ、ウイングのノア・ラング、イルビング・ロサノ、オランダ代表にも名を連ねるMFヨエイ・フェールマンなど、攻撃面で違いを作る人材は豊富だ。 昨季の111ゴールをも超えてくるのか。開幕から大爆発するPSV攻撃陣は今季も要注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部