大阪桐蔭が初戦突破 鳴門降し16強最後の1枠に センバツ
第94回選抜高校野球大会は第6日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦の最後の試合が行われ、昨秋の明治神宮大会王者で3年連続13回目出場の大阪桐蔭が、9年ぶり9回目出場の鳴門(徳島)を3-1で破り、優勝した2018年以来、4年ぶりに初戦を突破した。今大会は金光大阪も2回戦に進んでおり、大阪勢2校がそろって初戦を突破するのは5年ぶり。 【強豪・大阪桐蔭が登場 鳴門戦を写真で】 大阪桐蔭は第8日(26日)第3試合の2回戦で広島商と顔を合わせる。 ◇川原は9奪三振完投 大阪桐蔭が接戦を制した。三回に谷口の適時打と海老根の適時二塁打で2点を先取。八回は星子のスクイズで貴重な追加点を挙げた。先発の右腕・川原は力強い速球と低めの変化球がさえ、被安打6、9奪三振で1失点で完投した。鳴門は先発の左腕・冨田が粘投し、打線も七回に2死から3連打で1点を返したが、及ばなかった。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。