1日分の野菜が摂れる「特製ブリしゃぶ」!主婦の買い物カゴの中を調査したら冬にぴったりな鍋料理が続々登場
買い物している時、会計後に袋詰めしている時、気になるのが他人の買い物事情。「スーパーカゴ中大調査」では、名古屋市名東区の「極楽フランテ」でカゴ中をみせてもらい、何を買ったのか、買った食材で何を作るのか取材しました。 【動画】ブリを贅沢にしゃぶしゃぶ!野菜を簡単&大量に摂れる主婦ならではの工夫がこちら【2分45秒~】
一日の野菜摂取も楽々!野菜たっぷり鍋の秘訣はスライサー
ブリの刺身や大根2本半などを買っていたのは、50代の女性。ブリ大根を作るのかと思いきや、この材料を使って「ブリしゃぶ鍋」を作る予定とのこと。こちらのお宅のブリしゃぶは、ある工夫をすることで野菜を無理なくいっぱい食べられるそうです。大きな大根も豆苗もその具材。どれほど野菜が食べられるのか、撮影をお願いしたところ快諾してもらえました。ある工夫とは、スライサーで野菜を全部千切りにすることでした。 (山本理江さん) 「こういう(千切りの)野菜をいっぱいつくって、しゃぶしゃぶで食べる。これぐらい(の量)だったらひとりでペロッと食べますよ」 これが我が家流!野菜は千切りにすることでかさが減り、無理なくたくさん食べられます。この日はキャベツ4分の1個、ゴボウ3分の2本、大根3分の1本など、ひとり300g以上と、1日に必要な量に匹敵します。ここで、もう一つの我が家流が。 (山本理江さん) 「氷水にさらしてパリッとさせる方法もあるが、(栄養素が)水に溶ける。ビタミンが出ちゃう」 このお宅では切った野菜を冷蔵庫へ入れ、野菜の量に加えて栄養のことも考えているんです。鍋つゆをつくって、千切り野菜のブリしゃぶ鍋の完成。冷蔵庫に豚バラ肉もあったので、ブリ豚しゃぶです。豆苗・ニンジン・ゴボウ・大根にキャベツがドッサリ。大量の野菜だけでなく、〆のおじやまでたっぷりと食べていました。
讃岐うどんで作る味噌煮込み!四国出身の祖母のアレンジレシピ
実家が四国だと話す女性は、豆みそ、カキ、小松菜などを購入。息子さんや娘さん家族、お孫さんが集まって、大家族で「味噌煮込みパーティ」があるとのことでお邪魔しました。それぞれの家が近いので普段から一緒にご飯を食べることが多く、お正月には15人ほど集まるそうです。 この日は総勢9人が集まっての晩ごはんです。材料はカキ400g、鶏肉300g、卵10個に、調味料を加えたお味噌もたっぷり、土鍋も巨大です。うどんはおかわりもできるようになんと12人前を用意。今回は一度つくりたかったという讃岐うどんを使った味噌煮込みです。 出汁はカツオだしといりこだしのハーフ。味噌煮込みといえばカツオダシですが、四国出身の我が家流で、地元のいりこもダシに加えました。土鍋に麺を入れたら、大量の鶏肉をドッサリ、豆味噌も豪快に入れて煮込みます。 (恒川英子さん) 「おみそ汁でもあまり煮込んじゃいけない。八丁みそ、豆みそは煮込んだほうがおいしい」 讃岐うどんといりこだしを使った、味噌煮込みうどんの完成です。おいしいと大好評の味噌煮込みうどんは、きれいになくなりました。