セラミックファンヒーターを在宅勤務で酷使して壊れそうです… 足元が寒くて買い換え検討中ですが、何を基準に選ぶとよいでしょうか?
在宅勤務が増えるなか、快適な作業環境を整えることは、効率的に仕事を進めるうえで大切です。特に寒い季節には、足元の冷えが大きな悩みとなる人もいるでしょう。足元を暖めるのに最適なセラミックファンヒーターも、酷使すると買い換えが必要です。 ▼「オイルヒーター」は暖かいけど、電気代が大変なことに! 1ヶ月でいくらかかるの? そこで本記事では、快適な暖かさを提供するセラミックファンヒーターを選ぶ際の基準について、詳しく紹介していきます。
速暖性と暖房範囲:快適な足元のために
セラミックファンヒーターを選ぶ際には、まずは「速暖性」と「暖房範囲」が重要です。 「速暖性」とは、電源を入れてから温風が出るまでの速さのことを指します。速暖性が高いセラミックファンヒーターは、寒い部屋に入った際にすぐに暖かさを感じることができるため、短時間で暖めたい場所に最適です。一般的には、「部屋が冷え切った状態から運転を始めて1分以内に暖かさを感じられるモデル」が推奨されます。 「暖房範囲」は、セラミックファンヒーターがどれほどの範囲を暖めることができるかのことです。セラミックファンヒーターはファンを内蔵しているため、限られた部分だけではなく広範囲に温風を送り出すことができます。特に、吹き出し口の位置が低くて幅が広いモデルは、足元から胸元までを素早く暖めてくれるでしょう。
電気代と使い勝手:経済性と便利さの両立
セラミックファンヒーターを選ぶ場合、電気代と使い勝手のバランスを考えることも大切です。電気代を抑えたい場合、消費電力の低いモデルが適しています。一般的なセラミックファンヒーターは700~1200ワットの電力を消費するため、1キロワットアワーあたりを31円として計算すると、1時間あたりの電気代は約21~37円です。 少しでも電気代を抑えたい場合は、省エネモードがついている製品を選ぶとよいでしょう。これは、室内温度に合わせて自動で温度調整を行う機能です。これにより、無駄な電力消費を抑えることができます。 使い勝手の面では、操作のしやすさや必要な機能の有無をチェックしましょう。例えば、人感センサーの有無などです。人感センサーは、人の動きを感知して自動で電源のON/OFFを行うため、電気代の節約にもつながります。さらに、軽量で取っ手つきのモデルなら、必要に応じて楽に移動することができるため、利便性が高まるでしょう。