「努力してきたことが飛躍する」…専門家が語る 今年の干支「甲辰(きのえたつ)」年は何が起きるのか
科学的に証明されていることではないと言うが、ちなみに’22年を見てみると、この年は寅年。「草木が発生する」何かが起きる“とされている年だ。 ウクライナ侵攻が始まったのも、安倍元首相が凶弾に倒れたのも’22年。「草木が地面を覆う」とされる、その翌年、安倍元首相の事件を契機に統一教会の問題が明らかになり、問題は広がりをみせている。 これまで統一教会問題を追ってきたジャーナリストの努力が徐々に実を結び始めたとも考えらる。’24年は、さらに大きな動きがあるかもしれない。 ◆運気アップをはかるなら、「龍神様」を祀っている神社へ 少しでもいい年にしたい。それにはどうしたらいいだろう。 「国内には干支を祀っている神社がたくさんあります。辰年の今年は龍神が祀られている神社にお参りに行くといいでしょう」 東京なら品川区にある荏原神社、神奈川県にある箱根神社、京都府の貴船神社もおすすめだ。 「子年生まれの人ならネズミが祭神になっている神社、丑年なら牛が祭神になっている神社に行くのもいいでしょう」 パーティー券の問題はどう決着するのか、増税はあるのか。問題山積で新年を迎えそうな’24年。我々にできるのは神頼みしかないのだろうか。 武光誠 元明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学。文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、広範な分野にわたる執筆活動を続けている。著書に『知っておきたい日本の神様』(河出文庫)、『日本人にとって干支とは何か』(KAWADE夢新書)など多数。 取材・文:中川いづみ
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