南会津の現場周辺下見か、連続強盗 合同捜査班、押収車両を捜索
関東近隣で強盗が相次ぎ、窃盗未遂容疑などで男2人が逮捕された事件で、押収された車に似た車が南会津町で発生した強盗致傷事件前に、現場周辺を行き来する様子が複数の防犯カメラに写っていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。福島、栃木、群馬、長野の4県警合同捜査班は男が下見をしていた可能性もあるとみて調べている。 捜査関係者によると、似た車が4県の防犯カメラに写っていたことや、ナンバープレートを何度も付け替えながら移動していたことが判明している。また捜査班によると、捜査の過程で刃物のようなものが見つかったという。群馬県安中市や長野県松本市の事件では、被害者が刃物のようなものを突き付けられており、捜査班は事件との関連を調べている。 捜査班は20日、窃盗未遂容疑で逮捕したベトナム国籍の自称内装工の男(25)から押収した車を栃木県警日光署で捜索し、指紋などを採取した。
福島民友新聞