ベトナム情緒味わって 富山県滑川市でランタンまつり
なめりかわランタンまつりが8日、富山県滑川市瀬羽町の国登録有形文化財、旧宮崎酒造で始まった。11日まで、昨年の2倍となる約千個のベトナム製ランタンや、キャンドルで同町などが彩られる。初日は来場者が幻想的な光に包まれながら、写真撮影を楽しんだ。 まつりは、ベトナムの異国情緒を味わってもらおうと、市民らでつくる実行委員会が毎年開いている。ことしはオリジナル柄のランタンを初めて飾り、ベトナム航空ともコラボレーションした。 10日正午までは旧宮崎酒造のみ開放した予約制の写真撮影日で、既に満員となっている。同日午後からは瀬羽町のほか、寺家町の国登録有形文化財「廣野家住宅」などもランタンで照らされる。予約不要だが入場料が必要な施設もある。