のん、念願の“悪役”で開眼!?「これから悪い役で天下獲っていきます!」
女優でアーティスト、のん(31)と田中圭(40)滝藤賢一(48)高石あかり(21)が20日、都内で行われた、映画「私にふさわしいホテル」(堤幸彦監督、12月27日公開)の完成披露舞台挨拶に登場した。 【画像】のん、念願の“悪役”で開眼!?「これから悪い役で天下獲っていきます!」 作家・柚木麻子氏の同名小説を映画化。新人賞に輝くも、大御所の酷評で華々しいデビュー発表の場を失った不遇な新人作家が、試練を乗り越えて文壇に返り咲こうとする物語。 奇想天外な作戦で“仕返し”していく役どころだったのんは「不遇な状況に置かれても、屈強に立ち上がって、へこまずに向かっていくところが面白くて、かっこよくもあり、私がやってきた役の中で一番性格が悪いと思います」と意味深な笑みを浮かべ、「それがすごく気持ち良かった!」と爽快感たっぷりに語った。 物語にちなみ「自身が下剋上したこと」を問われた滝藤は「子どもに腕相撲で負けたこと」と答え、「下剋上を起こされた」としょんぼり。「中学生の子にまさか、こんなに筋トレしている俺が、一瞬で負けて、うれしい反面ショックだった」と言い、「どんどん子どもが父親を超えていくのはうれしいけど、寂しいなって思う」と複雑な親心を吐露した。 また、のんは、今作で自身が演じた「中島加代子」とし、「私、性格の悪い役をずーっとやりたくて、インタビューで言いまくっていたんですよ」と回想。それでも、なかなかオファーがなく、「やっと来たかって感じで、下剋上しました!」と満面の笑み。「これから悪い役で天下獲っていきます!」と声高らかに宣言した。
テレビ朝日