前年覇者ノリーが2試合連続の快勝で8強入り「フォアハンドをライン際に打てるのはいいサイン」 [リオ・オープン/テニス]
前年覇者ノリーが2試合連続の快勝で8強入り「フォアハンドをライン際に打てるのはいいサイン」 [リオ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月19~25日/賞金総額227万1715ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのキャメロン・ノリー(イギリス)がトーマス・バリオス ベラ(チリ)を6-1 6-1で退け8強入りを決めた。 ~リオ・オープンで8強入りを決めた17歳のフォンセカ選手~ 第1セット第3ゲームでブレークされた以外は自分のサービスゲームをすべてキープしたノリーは試合を通して21本のウィナーを叩き込み、アンフォーストエラーを8本に抑えて1時間2分で快勝した。 「自分のショットは非常に正確だった。今日はライン際に打ってコートを広く使うことができた。相手を後ろに下げて角度をつけることができたから、彼(バリオス ベラ)を苦しめることができたと思う。それにリターンが安定していた」とノリーは試合を振り返った。 「昨夜は雨でかなり待たされたけど、何とか気持ちを切り替えて本当にいいプレーができたから凄く満足している。フォアハンドをライン際に打てるというのは僕にとっていいサインだ。自信過剰になって狙い過ぎていたこともあったかもしれないけど、特にクレーコートでは武器になる。やり過ぎはよくないけどね」 ディフェンディング・チャンピオンのノリーは次のラウンドで、ジャウメ・ムナール(スペイン)を6-2 4-6 6-3で破って勝ち上がったチアゴ・ザイブチ ビルチ(ブラジル)と対戦する。 そのほかの試合では第5シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)、ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)、予選勝者のマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したチアゴ・モンテーロ(ブラジル)とジョアン・フォンセカ(ブラジル)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 第6シードのラスロ・ジェレ(セルビア)は同胞のラヨビッチに2-6 5-7で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。 準々決勝ではバエスがモンテーロと、ラヨビッチが第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)と、ナボーネは17歳のフォンセカと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部