【ちくご情報局】ソフトバンク・佐藤航太インタビュー ホークスの三軍・四軍スター候補「“自分がどういう選手なのか”をアピールしたい」
もっともっと頑張っている若鷹たちを知ってもらいたい! 上の舞台を目指して、ファームでキラリと光る活躍を見せる選手たちに迫ります。今回は、二軍戦に出場するや積極的な打撃で快音を響かせる新生・斬り込み隊長が登場。来季に向けてガンガンアピール中。若き“原石”の成長を見逃すな! 取材=菅原梨恵 ※情報は9月1日現在、年齢は2024年の満年齢 【選手データ】佐藤航太 プロフィール・通算成績・試合速報
二軍であっという間に自分の“居場所”をつくった。八戸学院光星高時代から発揮されるここ一番での集中力は、プロの世界でも健在。一番打者として、しっかり“佐藤航太”を見せつけている。 ――1年目との違い、変化をどう感じていますか。 佐藤 1年目はピッチャーの球だったり環境だったり、初めてのことが多くて。そういうのが慣れていって、今、少しずつ結果を出せるようになっています。二軍でも、二軍だからといって特に変えていることもなくて普段どおり。ただ、せっかくチャンスをもらえているので、“自分がどういう選手なのか”というのをアピールしたい。その気持ちが少しはつながっているのかなと思います。 ――ズバリ、佐藤航太という選手はどういう選手ですか。 佐藤 長打力が僕の持ち味。二軍ではまだ少ししか出せていないんですけど、長打力を見てもらいたい。あとは勝負強さ、ですね。追い込まれても何とか事を起こすというか。「前に打球を飛ばして、何としてでも」という、気持ちの面も含めて少しは自信があるので。 ――勝負強さで言えば、昨季もチーム事情で急遽、招集された二軍戦で代打で初安打(三塁打)。さらにさかのぼれば、高校3年夏の甲子園でランニングホームランを含む3安打と、大舞台でも発揮しています。 佐藤 そういうところでの運もあるのかなと。あとは、高校が雪国(青森)で寒い環境でやっていたので、打ち損じたらすごく手が痛いんですよ。痛い思いをしたくなくて、一生懸命練習していました。そういうのも、たぶん影響していたりするのかなと(笑)。