群馬・桐生市役所 記念式典で新庁舎完成を祝う
群馬県桐生市役所の新しい庁舎が完成し、22日に記念の式典が開かれました。 桐生市役所の新庁舎は約2年かけて建設されました。織物産業が盛んな桐生を象徴する「糸巻」をイメージした六角形の庁舎で、市の産業遺産の「ノコギリ屋根」もあしらわれています。免震構造に加え、盛土で1階部分を高くしているため地震や水害の際にも防災拠点としての機能を維持することができるとしています。 延べ床面積は約1万2000㎡。5階建てで、業務フロアは4階までとなっています。中央は、1階から4階まで吹き抜けになっていて、内装などには市内の木材や織物生地が活用されています。フロアはいずれも行き止まりのない回遊式の導線となっていて、利用者が迷いにくく、職員にとっても業務の効率化が図れる造りになっているということです。 22日は新庁舎1階の多目的スペースで記念の式典が開かれ、職員や関係者などがテープカットで完成を祝いました。新庁舎の供用開始は来年1月6日です。