チームメートが走塁“補助”→妨害行為でアウトに アスレチックスが1点をフイにする
◆米大リーグ エンゼルス5―2アスレチックス(26日・米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム) アスレチックスが味方の妨害行為で1点をフイにする珍プレーが26日(日本時間27日)のエンゼルス戦で起こった。 2回、走者一、二塁でシャーマンが左翼に二塁打を放った。2走者がかえったように見えたが一塁走者のマキャンが本塁を踏まずに転びそうになった。その際に生還したアルバレスがマキャンを支えて本塁を踏むように押し戻した。 この行為について、ベーコン球審がアウトの判定を下した。 実は野球規則 6.01(a)走者に対して行われる次のプレーを妨害となり、そのような走者はチームメートの妨害によりアウトを宣告される。チームメートが走塁を肉体的に補助した場合に当てはまるためだ。 2点目をフイにしたアスレチックスは6回に5点を失って逆転され5連敗となった。
報知新聞社