INAC神戸・増矢が引退発表「最高の仲間とサッカーに打ち込むことができて幸せ」
WEリーグ・INAC神戸は22日、元日本代表MF増矢理花が今季限りで現役を引退すると発表した。ホーム最終戦となる5月18日の浦和戦(ノエスタ)で引退セレモニーを実施する。 徳島県出身の増矢は、JFAアカデミー福島を経て2014年にINAC神戸に加入。チーム在籍中は3度の皇后杯優勝(15、16、23年)に貢献した。21年に広島に完全移籍し昨年6月に復帰したが、今年3月に左膝前十字じん帯損傷で全地約8か月と診断された。日本代表としては国際Aマッチ27試合に出場し6得点。日本が2大会ぶり2度目の優勝に輝いた18年ジャカルタ・アジア大会では1ゴールをマークした。 増矢はクラブを通じて「シーズン途中ではありますが、このタイミングで現役引退の報告をさせて頂きます。今シーズンをもちまして現役引退する事を決意しました。高校卒業から7年間と今シーズンを合わせて8年間、私を育ててくださったこのINAC神戸というクラブに感謝の気持ちでいっぱいです。最高の環境で、最高の仲間と日々サッカーに打ち込むことができて、とても幸せでした。最後に、まだリーグ戦が残り6試合あります。私はピッチに立つ事ができませんが、みんなと共に全力で闘います」とコメントした。
報知新聞社