二宮和也、TBSドラマ「ブラックペアン」続編ながら新しい役に「新鮮さがすごくあります」
嵐の二宮和也（40）が、主演するTBS系日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」（7月スタート、午後9時）で、前作からさらにパワーアップしたダークヒーローを演じることが11日、分かった。 【写真】二宮和也の暴露に赤面 18年4月期に放送された前作で二宮は、天才的な手技を持つ外科医・渡海征司郎を演じた。6年後の物語を描く続編では、人も金ももてあそぶ悪魔と呼ばれる天才外科医・天城雪彦を演じる。天城の手術を受けるためには運試しに勝つしかなく、賭け金として財産の半分を要求するという設定。渡海よりも金の亡者であるだけでなく、渡海と天城がうり二つとあって、なぞも深まる。 続編ながら新しい役に挑む二宮は「新鮮さがすごくあります」とコメントしている。解禁されたビジュアルは、グレーヘアが目を引く。「前作の渡海先生とは違い、もう少しライトというかポップな感じになっていくのかなと思います。髪の毛の色もそうですしね。シーズン2から登場するキャラクターなので、もはや僕はシーズン2から出る人みたいなものです」と話している。 前作のメンバー、竹内涼真、葵わかな、小泉孝太郎、内野聖陽が続投する。二宮は「昨年の夏ごろにお話があり、『同じキャストが集まれるなら』という話をしていました。出演者がまるっきり変わってしまう続編だと、前作を楽しんでくれた人が楽しめなくなると思いましたし、僕もさすがに誰もいないと寂しいので」と話すが「ふたを開けてみたらみんなは同じ役なのに僕だけ違う役」と笑っている。 チーム集結は6年ぶりだが、二宮は「ほとんどの方がこの6年の間に別の現場や食事などでもご一緒していますし、お互いに何をしてきたかも分かっています」と、自信を見せている。 ○…原作者の作家海堂尊氏によると、前作の打ち上げの席で続編のアイデアを、プロデューサーの伊與田英徳氏に伝えたという。海堂氏は「ダメ元でお伝えして6年、ついに念願かなってうれしいです」とコメント。渡海と天城は正反対のタイプ、とも明かした。現在、撮影中で、伊與田氏は「皆さんが集まると、6年間ずっと一緒に過ごしてきたかのように空気が動き出しました。続編ではありますが、まったく新しいドラマが始まっています」と期待を寄せている。 以下、共演者のコメントと、前作と続編での役柄 ▼竹内涼真（研修医→心臓血管外科医） 「6年の歳月を経て、このチームに戻ってこられたことを心からうれしく思います。二宮さんをはじめ、キャストのみなさんとお芝居するのがすごく楽しみでワクワクしています。医者としてのあり方や、この世界にはどのような医者が必要なのかを演じていく中で見つけていきたいと思います！」 ▼葵わかな（新人看護師→手術室看護師） 「続編に出演させていただけることはとても光栄で、うれしい気持ちでいっぱいです。シーズン1を作り上げた皆さんと、また作品を作り上げる仲間として過ごせることへの楽しさを日々感じています」 ▼小泉孝太郎（手術用医療機器導入で主人公と対立する医師→機器での症例を増やし成長） 「シーズン2をやりたいという燃える気持ちはあったのですが、4年、5年とたつと正直実現が難しいのかなと、諦めかけていた自分がいました。昨年お話をいただき、本当にうれしく、一気にモチベーションも上がりました」 ▼内野聖陽（世界的有名な術式の生みの親→病院長に就任、日本医学会会長狙う） 「我らがヒーロー、二宮和也君が、渡海とうり二つの天城雪彦という規格外のキャラクターをどう演じてくれるのかもワクワクしているところです。大人の楽しめるエンターテインメントになるといいなとひそかに念じながら撮影続行中です！」
