五味隆典と対戦した鈴木千裕 （C）ORICON NewS inc.

■KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”（23日・国立代々木競技場第二体育館） 　メインイベントの“禁断の師弟対決”で五味隆典と対戦し、ドロー決着に終わったRIZIN王者の鈴木千裕が、試合後インタビューで師匠との激闘を振り返っていると、対戦直後の五味が乱入。笑顔を見せながらの反省会となった。 【試合写真多数】KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT “BLAZE”鈴木千裕vs.五味隆典 　鈴木がインタビューを始めた直後、五味が椅子を持って鈴木の横に陣取り「もっと来なきゃ」と公開ダメ出し。試合前の煽りVTRでは「師匠じゃねえ、弟子でもねえ」と対立を強調していたが、五味から「明日RIZINの事務所に行くか？」と誘われるなど、試合が終わり関係性は修復されたようで、パッキャオ戦に向けて「手数が足りない」と具体的なアドバイスも送られた。 　改めて鈴木のインタビューが再開され、試合展開について聞かれると「行きたかったけど行けなかった。でも、もう課題は分かっています」と前向きに反省し、「おなじミスは踏まないんで、パッキャを倒すために必要なことをいま学んでいるので、あと1ヶ月で全力で突き詰めます。失敗を糧にして、練習して覚悟を決めて、時代をでっかく変えられるパワーをつけてきます」とパッキャオ戦への意気込みを語った。 　師匠とリングで拳を交えたことで、「パッキャオとは1対1じゃない。この体は俺だけど、中身は五味さんの戦い方をリングで学んだので、2対1で戦おうと思っています」と、師匠との一心同体で1ヶ月後にパッキャオと対峙する。