伊勢崎市役所

群馬県伊勢崎市は本来必要な市議会の議決を経ずに小学校の教員が使う指導書を２０１５年から３回、それぞれ３０００万円から５０００万円あまりで購入していたと１３日発表しました。 発表によりますと、市は、２０１５年と２０１９年、それに２０２３年に、小学校の教員が使う指導書をそれぞれ３０００万円から５０００万円あまりで市内の業者と契約を結び購入しました。市の条例では、予定価格が３０００万円以上の財産を取得する場合は市議会での議決が必要とされています。 指導書は改訂に合わせ４年に１度購入していて、物価高騰などの影響により議会の議決が必要な金額の基準を超えていることに気づかず、議決を経ないまま購入してしまったということです。市はこの３件について今月３０日の市議会定例会で追認を求める議案を追加提出するということです。 臂市長は「事態を重く受け止めている。チェック体制の強化を図り再発防止に努める」とコメントしています。