【FP用LZ型エンジン】「マグネシウム製のインマニにクラックがないか心配で……」当時の最新技術が採用されたレーシングユニットの全貌は!?
LZ型エンジンの外観、仕様の確認にはじまり、前回はオイルパンをはぐって腰下をチェックした。いよいよ今回は、ヘッドカバーをはずして本丸のヘッドを検証! 【画像12枚】当時の最新レーシングユニットらしく、新しい技術が採用されている。チェーンにまで細かなこだわりが 【珍車秘宝館 LZ型エンジン】 もちろん、当時の最新レーシングユニットですから、新しい技術が採用されていて、16本の吸排気バルブはチタン製ですし、カム駆動はギアとチェーンを組み合わせています。クランク側が4ステージのギアドライブで、カム側がダブルローラーチェーンです。 このチェーンにもこだわっていて、ピッチが狭く、細くて軽いチェーンを使っています」とヘッドの内部をを検証しながら解説する館長。そのままインテークマニホールドをはずしてポートのチェックも行なっている。 「マグネシウム製のインマニにクラックがないか心配で……。どこにもクラックが入っていないので安心しました」 この先は、「OHする時のお楽しみ」といってLZ型を片付ける館長。それまで全バラはおあずけとなった。 初出:ノスタルジックヒーロー2018年10月号 Vol.189 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部