井ノ原快彦、子ども向けの映画祭に「本気でつくっている作品は誰が見ても胸に来るものがある」 『キネコ国際映画祭』イベント
東京・二子玉川の街一帯で開催されていた子ども国際映画祭「第31回キネコ国際映画祭」のクロージングセレモニーが5日、二子玉川ライズスタジオ&ホールで行われ、スペシャルサポーターの井ノ原快彦(48)、落語家桂宮治(48)が出席した。 各賞が発表され、受賞作品のうち「あめだま」を上映。宮治の落語やゲストの13歳ミュージシャンNeilの歌唱・楽器パフォーマンスが披露された。 スクリーンの横で字幕のない外国語映画に吹き替えをするのが同映画祭の特徴の一つ。井ノ原らは戦争がテーマの作品「マレーネとフロリアン」の生吹き替えに挑んだ。 井ノ原はセレモニー後に「子どもたちが参加してくれた時に大人たちも気付かされることもたくさんある。きょうは刺激をもらえました」と感想。子ども向けの映画祭について「本気で子どもたちのためにつくっている作品は誰が見ても胸に来るものがある」とした。 3児の父でもある宮治は「いろんな映画作品に触れ、たくさんの感情を味わって大人になってもらいたい」。落語家デビューが遅かった自身の経験に触れ「始めるのが遅いってことはない」と子どもたちにメッセージを送った。
中日スポーツ