秋元康がプロデュースする昭和歌謡男性グループ「SHOW-WA」リーダー・寺田真二郎が40歳で"新人"アーティストになった理由とは?
昭和歌謡で日本を元気に"――。『ぽかぽか』(フジテレビ系)のエンディングで毎日生歌唱を披露し、メジャーデビューの前から注目度の高いSHOW-WA(ショウワ)は、秋元康がプロデューサーを務める新人男性グループだ。 【画像】寺田真二郎の私服ショット 25歳以上のみが受けられる「夢をあきらめるな!男性グループオーディション」で応募総数3000人の中から選ばれた6人で構成され、そのメンバーは元Jリーガーや元大手企業の会社員など、さまざまな経歴を持っている。 そんな個性派揃いのメンバーを週プレNEWSでは一人ずつピックアップし、新人アーティストとして新たな道を歩み始めた6人の胸の内、そして3月30日に開催される1000人集客を目指した一大イベントに向けての意気込みを聞いた! 第1回はグループ最年長でリーダーを務める寺田真二郎(てらだ・しんじろう)さん。料理研究家として現在も活躍する彼が40歳でアーティストになった理由とは? ――寺田さんは39歳のとき、SHOW-WAのオーディションを受けたんですよね。 寺田 募集要項は「25歳以上」だったので当てはまってはいますが、39歳はさすがに難しいかなと少しためらいはありました。でも実は、10代のときから歌手になるのがずっと夢だったんです。40歳という節目を迎えることもあり、「人生を後悔したくない」と思い、思い切ってオーディションを受けることにしました。 ――なぜ、歌手になりたいと思ったのでしょうか。 寺田 僕が10代のとき、安室奈美恵さんやMAXさん、DA PUMPさんが大活躍していました。僕もそんなアーティストに憧れてダンスを始め、さまざまなオーディションを受ける日々を過ごしていました。 ――でも料理研究家の道に進んだのはなぜですか? 寺田 歌手をめざしていましたが、なかなか思うようにいかず、幼い頃から得意だった料理を生かせる「料理研究家」の道を目指すことになりました。当時20代の男性料理研究家が少なくて、ありがたいことに注目が集まったんですよね。そこから15年ほど活動し、テレビ出演や雑誌の連載、料理本の出版など、幅広い経験をさせてもらいました。 ――料理研究家として本格的に活動し始めてからは、ダンスや歌からは離れていたのでしょうか。 寺田 そうですね。料理研究家の仕事に集中したかったので、ダンスのレッスンには行かなくなりました。でも、音楽を好きなことは変わらず、様々なアーティストのコンサートを観に行ったり、特にハロー!プロジェクトのオタクでもあったので、会場によく足を運んでいました。それに家の中で楽曲を爆音で流しながらよく一人で踊っていたんです。だから音楽を聴きながら体を動かす、ということはずっとやっていましたね。 とはいえ、SHOW-WA に入って本格的にレッスンを開始したら、10代のころにできていたステップやキレのいい動きがなかなかできず......老いを感じました(笑)。ダンスが得意なたけちゃん(向山毅)に早く追いつけるよう、感覚を取り戻すのに必死です。