渡辺謙、日本食で超大物ハリウッドスターを救う 極寒の山奥で2人で食べた思い出の味
ディカプリオが甘納豆&かりんとうを「おいしい」と喜ぶ
俳優の渡辺謙が15日、TBS系『日曜日の初耳学』(日曜午後10時)に出演。ハリウッドスターとのエピソードを明かし、共演者たちを驚かせた。 【写真】「また撮り方がオシャレですね」 人気女優&ディカプリオとの2ショット 2003年に公開された映画『ラスト サムライ』では、トム・クルーズと共演。米アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされ、その名を世界にとどろかせた。これまで携わった海外映画は15作品。いずれも大ヒットを記録している。 そんな渡辺は撮影時、「緊急避難用でおにぎりを絶対に持っていく」。その理由は「撮影の都合でランチが2時とか3時になる」ことが多いからだという。レオナルド・ディカプリオと共演した映画『インセプション』では、カナダ・カルガリーの山奥で撮影が行われ、渡辺は「すごい寒かったんですよ」「いやダメだ。これはもう、お腹が空いて凍えるかもしれない」と窮地に。その際、かばんを漁ると「おにぎりが2個だけ残っていた」ことから、ディカプリオに「食うか?」と差し出し、すっかり冷たくなったおにぎりを、2人で凍えながらかじったこともあるそうだ。 また、同映画では「バン(車)が水の中に落ちて、そこからみんなが緊急脱出をするシーン」があり、「それを10回くらい撮ってた」。最終的には「頭に酸素が回らない状態になってた」そうで、その時、渡辺は「甘納豆とかりんとうを持ってた」という。まず、渡辺は甘納豆を「食べる?」とディカプリオに。「何だ、これは?」と聞かれて「鳥のフンを加工したやつなんだよね」と答えると、「いらない、いらない」と断られたそうだ。 「じゃあ、これは何?」。続けて、かりんとうを指さしたディカプリオだったが、渡辺は「犬のフンを加工したやつ」とウソを。そのまま「ポリポリポリポリ」食べ始めると、みんなが「うまそうだな」と集まり、ディカプリオも「おいしい」と喜んだという。 このエピソードには、インタビュアーの林修も「そんな、脳に酸素がなくてもひとボケ入れられるんですね」と感心。渡辺は「はい……。それはそこ……」と答え、スタジオの笑いを誘った。
ENCOUNT編集部