「アンアン」「ポパイ」の雑誌デザインを手がける アートディレクター・新谷雅弘さんの企画展 原稿の執筆よりもレイアウトを先行する手法 島根県松江市
日本海テレビ
人気雑誌「アンアン」や「ポパイ」などのデザインを手がけたアートディレクター・新谷雅弘さん。その作品に迫る企画展が6月28日から島根県松江市で始まりました。 1970年に創刊した雑誌「アンアン」。当時、斬新だったビジュアルが中心の誌面構成は、その後の雑誌のデザインに大きな影響を与えました。その「アンアン」の創刊に携わったのが、島根県海士町在住のアートディレクター・新谷雅弘さん。島根県立美術館で新谷さんが手がけた雑誌のデザインなどを紹介する企画展が6月28日から始まりました。 企画展では、1970年代から80年代のものを中心に、雑誌270冊、原画やイラストなど125点が並びます。新谷さんの誌面づくりは、原稿の執筆よりもレイアウトを先行するスタイルが特徴で、「ポパイ」や「ブルータス」など数々の人気雑誌にもその手法が取り入れられました。 新谷雅弘 さん 「色々な展覧会を見てきましたけど、雑誌の展覧会というのはほとんどなくて。(古いもので)1966年ですからね、出ているのは何年たっています?それが今でもみられるんですよ。それを一番感じますねすごいって」 企画展「『アンアン』『ポパイ』のデザイン 新谷雅弘の仕事」は、島根県立美術館で9月2日まで開催されています。
【関連記事】
- 新制度に受刑者は? 来年6月に刑法改正で懲役刑と禁固刑が一本化し「拘禁刑」 鳥取刑務所で今年1月から試験的に始動 受刑者に合わせた処遇で社会復帰を支援
- 担当職員は「130円」と説明 条例案は「80円」… 事務のミスで意図しない条例成立 ごみ処理費を誤徴収 “正しい”料金を徴収するもなぜか過大に 島根県隠岐の島町
- “大衆魚”アジの水揚げ量に異変… 漁師「盛漁期を迎えているんですが、前年の半分程度の水揚げ」 アジフライを製造する企業も困惑 鳥取県
- 平井知事「ビジネスに選挙を利用してはいけない」 東京都知事選のポスター掲示板問題 一部の候補者が営利活動に選挙を利用している可能性を指摘 鳥取県
- 「適切な医療を患者さんに、そして医療従事者も守りたい」 “山陰で初”病床一括管理のためのマネジメントセンター設置 鳥取県米子市・鳥取大学医学部附属病院