響くジャズの音色 クリスマスソングも 発足40年のジャズバンド・リトルチェリーズがコンサート
鹿児島テレビ
皆さん聞こえるでしょうか。 スタジオに流れているのは子供たちが演奏する、ジャズの音色です。 鹿児島県内の小中学生で編成されるジャズバンドのコンサートが鹿児島市で開かれ、この時期らしいクリスマスソングなどが披露されました。 鹿児島市の紫原福祉館に響き渡るジャズの音色。 演奏するのは県内各地の小中学生18人で編成されるジャズバンド「リトルチェリーズ」です。 2024年で発足40年、元教師の大西隆さんが指揮を務め、これまでに1000人を超える子供たちが参加し、国内外で精力的に活動を続けています。 より多くの人にジャズに触れてもらおうと開かれたこのコンサート。 この時期らしいクリスマスソングもジャズでアレンジされました。 厚みのあるサウンドや息の合ったアンサンブルが響き、訪れた人たちは心地よいリズムを体全体で感じていました。 観客 「すごくウキウキ楽しい。こちらまで愉快になる。笑顔になる」 「体ですごく楽しめます」 「その(音楽)方向に進んでいくといいのにと思う。プロのジャズ(ミュージシャン)とか」 コンサートではジャズを身近に感じてもらおうと、楽器の演奏体験も行われました。 トロンボーンやサックスを手にした観客は、メンバーから音の出し方などを教わっていました。 スイングジャズの定番からクリスマスソングまで、13曲が演奏された今回のコンサート。 会場は終始一体感に包まれていました。 テナーサックス担当・齋藤綾乃さん(中学1年) 「お客さんがノリノリで、楽しく帰ってもらえるようにいろいろ工夫しながら演奏している。すごく楽しい」 トロンボーン担当・川野暖人さん(小学6年) 「皆さんが笑顔になって聴いてくれたのでとてもうれしかった」 ベース担当・眞邉佐那さん(小学6年) 「最初は緊張するけど、曲を弾いていると楽しくなってワクワクする」 NPO法人リトルチェリーズ 指揮者・大西隆理事長 「自由な音楽というイメージをお客様に持ってほしい。ついついニコニコしたり、手拍子を打ちたくなる演奏をしたい」
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