ロシア軍の攻勢で負傷兵急増、ウクライナ野戦病院への負担も重く
ここはウクライナ東部ドネツク州の、戦闘で荒廃した地域に設けられた野戦病院。負傷して前線から運ばれてくる兵士を救うために、医師らは24時間体制で働いている。 ロシアが攻勢を強める中、野戦病院の負担も重くなっているという。 外科医 「最も心配なことは最も危機的な状況においても、自分の手が動き続けるのか、平静さを保っていられるのか。それが、私が心配していることだ」 ウクライナ軍の弾薬や武器の不足は以前に比べ緩和されたが、ロシア軍は双方に多大な犠牲を強いながら、支配地の拡大を続けている。