秋田・能代市の喜久水酒造が10月で事業停止 鉄道のトンネル跡を使った日本酒の貯蔵などで知られる
秋田朝日放送
鉄道のトンネル跡を使った日本酒の貯蔵などで知られる秋田県能代市の喜久水(きくすい)酒造が事業を停止し破産申請の準備に入りました。 帝国データバンク秋田支店によりますと、1875年に創業した能代市の喜久水酒造は日本酒の醸造や販売を行っていました。鉄道のトンネル跡を使った日本酒の地下貯蔵でピーク時の売り上げは3億547万円を計上していました。 しかし、日本酒離れで2016年6月期からは売り上げ高が1億円を割り続けて、2024年6月期の当期損失が1400万円と赤字決算が続き厳しい経営状況となっていました。資金繰りが限界になり10月31日付けで事業を停止したということです。負債額は調査中としています。
秋田朝日放送