タイ国際航空、成田-バンコク増便 1日3往復に、コロナ前の便数回復
タイ国際航空(THA/TG)は、バンコク-成田線を夏ダイヤ期初の現地時間3月31日に増便した。成田を午前に着発する便を2020年4月以来4年ぶりに再開したもので、同社のバンコク-東京(羽田・成田)間は1日5往復となり、新型コロナ前の便数を回復した。 再開したのはバンコク発2便目となるTG640便と、成田発1便目のTG641便。1日1往復運航する。運航スケジュールは、成田行きTG640便がバンコクを午後10時10分に出発し、翌日午前6時20分着。バンコク行きTG641便は4月1日からで、午前10時50分に成田を出発し、午後3時20分に到着する。機材はエアバスA330-300型機(2クラス293席:ビジネス31席、エコノミー262席)かA350-900(2クラス320席:ビジネス32席、エコノミー288席)を投入する。 再開初便となった1日の成田発バンコク行きTG641便(A330-300、登録記号HS-TEN)の乗客には、エコバッグやバンコク市内のデパートで使えるクーポンなどの記念品をプレゼントした。また再開初便限定でデザートも用意し、ビジネスクラスではサクラをあしらったケーキ、エコノミークラスでは尾翼をデザインしたクッキーを提供した。 TG640/641便の再開によりバンコク-成田線は1日3往復となり、コロナ前の便数を回復。同社のバンコク-羽田線は1日2往復で、コロナ前の便数にすでに戻っている。
Yusuke KOHASE