「気付いたら体がボロボロ」サッカー元日本代表・岡崎慎司 今季限りでの現役引退を発表 会見はシーズン終了後の予定
サッカー元日本代表の岡崎慎司選手(37)が今季限りで現役引退することが26日、所属するベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVより発表されました。引退会見はシーズン終了後に行う予定ということです。 【画像】ゴール前に飛び込む“ダイビングヘッド”が象徴的な岡崎選手 岡崎選手はチームを通じコメントを発表しました。 ▽以下、コメント全文 「皆さんにご報告があります。 今シーズン限りで引退する事に決めました。サッカー選手として今まで全力を尽くしてきたけど、気付いたら体がボロボロで、そして自然と自分に限界を感じました。このクラブに来た事、このクラブで引退を決意した事は運命だと感じています。 シーズンが終わったら改めて引退について話が出来たらと思います。シーズン最後まで復帰を目指しながらチームに貢献できるよう頑張ります。 応援してくれる人に正直でいたくて、クラブと話をして早くに発表させてもらいました。最後は自分を応援してくれた人の為にも頑張ります。 岡崎慎司」 岡崎選手は日本代表で長年にわたり活躍。W杯には10年・南アフリカ、14年・ブラジル、18年・ロシアと3大会連続で出場しました。 泥臭くゴール前に飛び込む“ダイビングヘッド”が象徴的なプレーの1つと知られる岡崎選手。味方のこぼれ球にもいち早く反応するなど、代表では歴代3位の通算50得点を記録しています。 岡崎選手は05年に清水エスパルスに入団。09年には14ゴールをあげベストイレブンにも選出され、優秀新人賞にも選ばれました。 11年にドイツ・シュツットガルトに移籍すると、13年シーズンに移籍したマインツで15ゴールをあげる活躍。翌シーズンも2桁12得点を決め、日本人のブンデスリーガ最多得点記録を更新しました。 15年にはイングランド・プレミアリーグのレスターに移籍。シーズン36試合に出場し5得点あげるなどチームに貢献。レスターはクラブ創設132年で初のプレミアリーグ優勝という快挙を達成しました。 その後、スペインリーグを経て、22年からはベルギー1部リーグのシント=トロイデンVVに所属。膝のケガに悩まされ、今季は5試合に出場するもノーゴールとなっていました。