めっちゃエアロ付けてるやないかい! 着地ハイエースが8ナンバー登録のキャンピングーってマジか?
ハイエースといえばキャンピングカーのベース車両として使われ、また世界中でも活躍するCV(コマーシャル・ビークル)として、日本や世界の経済を支えてきたクルマの1台と言うことができます。そんなハイエースをベースに、破天荒で遊び心たっぷりのクルマがこちら。 【写真】キャンピングカーなのに着地しているハイエースを見る(全10枚)
GIBSONらしいスポーティなエアロフォルムを披露 自社内製でエアロパーツを製造・販売するGIBSON(ギブソン)。200系ハイエースをベースに車高を限りなく落とした着地スタイルをトリニティ製のハイドロサスによって、快適なバンライフを満喫できる仕様にカスタム。スタイリングはギブソンらしいスポーティでしっかり主張するフォルムが多くのユーザーから支持されており、フロントの大きく開口したバンパーダクトは、押し出しの強いフロントマスクを主張。 エアロパーツをしっかり装着しながら、着地するほどの車高でありながらも、ベッドキットが組まれた荷室にはキャンピングキットを装着。8ナンバー登録できるシンクやコンロなどを用意しながら、就寝定員を稼ぐことでキャンピングカーとしての要件を兼ね備えています。
隠しダネのハイドロによってシャコアゲもOK
キャンピングキットは、グラヴィスベッドキットの下に収納することができ、就寝スペースがスポイルされることがないのも大きなポイント。グラファムGTボンネットや同Grenフロントバンパースポイラー+ユーロアンダーリップ、同10mm厚のオーバーフェンダーを備え、その内側に2ピースホイールのカミュラ(18×7.0J~19×12.5J)を履かせることで、ロー&ワイドなスタイリングを極めています。 正直、キャンプやアウトドアを楽しむようなクルマとは思えませんが、車高はハイドロによって自在に上げ下げすることができるため、実際に着地しているように見えても走る道を選ばない仕様となっています。
ホールド性を高めたグラファムDUOを前後シートに装着
GIBSONと言えばエアロパーツのイメージがありますが、シートカバーにも力を入れているブランド。国産にこだわり、走行時の体のホールド性とオールディーズなアメ車の内装を感じさせると同時に、長距離運転での疲労軽減やワインディングでしっかり体を支えてくれる機能性をじつは持ち合わせています。 その外見からはキャンピングカーとはとても思えないハイエースですが、昨今人気のバンライフ仕様と一線を画しながらも、8ナンバー化も実現するインテリアは、究極に尖ったどこへでも行けるハイエースとして注目の1台であることは間違いありません。
ソトラバ編集部