競輪界の“センバツ”が9日開幕!「全日本選抜競輪」で地元の代表選手を応援しよう
今年最初のG1が9日に開幕
2月9~12日に岐阜競輪場で開催される「第39回読売新聞社杯全日本選抜競輪(G1)」。2024年最初のG1となるこの大会の出場選手が、昨年末に発表された。 全日本選抜はその名の通り、選考条件に各地区・各県の代表となる選手が選ばれるという特徴がある。『センバツ高校野球』に似た部分があるかもしれない。
他の大会と比較してもハイレベル
参考までに、今回の全日本選抜と昨年のG1(全日本選抜を除く)の競走得点を比較する表を作成したところ、今回の全日本選抜の正選手の平均競走得点は109.87。最も競走得点が高いのは眞杉匠(栃木)の121.11で、低いのは山中貴雄(高知)の100.00。各都道府県から選抜される選手はS級1班在籍という条件があるため、他のG1と比較しても高い水準を保っている。 ※左から開催名、平均、最高得点(選手名)、最低得点(選手名) '24全日本選抜 109.87 121.11(眞杉匠) 100.00(山中貴雄) '23日本選手権 107.79 119.75(古性優作) 97.19(山口翼) '23高松宮記念杯 110.36 120.23(古性優作) 104.20(稲毛健太) '23オールスター 109.11 119.45(古性優作) 0.00(中野慎詞) '23寛仁親王牌 109.31 121.80(太田海也) 94.07(吉川希望) '23競輪祭 107.79 119.05(古性優作) 95.84(小林圭介) ※'24全日本選抜の出場選手・競走得点は2月1日時点、その他は当該開催の前検前日時点
最多出場は福島県の8選手
出場選手が最も多いのは福島県。S班で活躍する47歳の“鉄人”佐藤慎太郎を筆頭に、前S班で東京五輪代表の新田祐大ら8選手が名を連ねた。 その他、出場選手数上位は以下の通り。同地区の他県にも好影響を及ぼすに違いない。 ※左から府県、選手数、主な選手 福島 8 佐藤慎太郎、新田祐大ら 神奈川 7 郡司浩平、松井宏佑ら 大阪 6 古性優作、南修二ら 熊本 6 嘉永泰斗、伊藤旭ら 栃木 5 眞杉匠、坂井洋ら 岡山 5 岩津裕介、柏野智典ら