アーセナル逆転優勝ならず 最終戦勝利も2P届かず２位フィニッシュ フル出場冨安健洋は同点弾
＜プレミアリーグ：アーセナル2－1エバートン＞◇19日（日本時間20日）◇最終節◇エミレーツスタジアム 日本代表DF冨安健洋（25）が所属するアーセナルがホームでの今季最終戦でエバートンと対戦し、2－1で勝利して2位でフィニッシュした。38試合で28勝5分け5敗の勝ち点89。4連覇を達成したマンチェスター・シティに2ポイント届かなかった。 逆転優勝に向けて勝利が絶対条件だったアーセナルは、前半40分にセットプレーから先制を許した。 直後の同43分、左サイドバックで先発した冨安がチームを救う一撃を放った。味方が右サイドを崩すと、ペナルティーエリア内まで進入し、折り返しを右足で合わせてゴール左に流し込んだ。 相手の守備ブロックを崩せず追加点が奪えなかったが、後半44分にドイツ代表FWハーバーツ（24）が加点した。しかしマンチェスター・シティがウエストハムに3－1で勝利したため、逆転することができなかった。冨安は左サイドバックとして先発しながら、後半途中からは負傷者の影響でセンターバックとしてもプレーした。今季は負傷などもありながら22試合に出場。終盤戦は5試合連続で先発出場するなど優勝争いを繰り広げるチームの主力として活躍した。
