暗闇に包まれたトンネルで撮影された写真 「サスペンスドラマ」のような光景に思わず目を疑う
「明治のトンネル」の総工事費は当時の価格で4万円ほど
大きな話題となった「鐘ケ坂トンネル」での写真。鐘ヶ坂トンネルは、兵庫県丹波市と丹波篠山市の市境に建設されました。 明治・昭和・平成のそれぞれでトンネルが建設され、ひとつの峠に3つのトンネルがあるという珍しい場所として知られています。 その中でも「明治のトンネル(通称)」は、レンガ積み工法のトンネルで日本最古といわれている、歴史的なスポットです。明治13年に着工、同16年に完成し、28万枚のレンガが使用されています。なお、総工事費は当時4万円だったといわれています。
近代土木遺産に関する写真を多数投稿中
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「サスペンスドラマの一コマのような写真」を紹介しました。 投稿主の「@Oldroutewalker」さんは、今回ご紹介した写真のほかにも、Xで近代土木遺産に関するポストを多数投稿されています。 かるおさんのXアカウントでは、歴史を感じるトンネルや橋の、素敵な写真を眺めることができます。 話題となったトンネルの所在地である兵庫県丹波市までは、東京から電車・新幹線で4時間ほどで訪れることができます。交通費は1万5000円~1万7000円ほど。丹波市観光協会によると、見学の際は事前の問合せ・申込みが必要とのことです。
参考資料
・@Oldroutewalker ・丹波市観光協会 明治のトンネル(鐘ヶ坂隧道)
小野田 裕太