広島県内初の1000回達成者も 献血の現状とは
広島県内で初めて献血千回を達成した人が誕生しました。献血の現状を取材しました。 「献血のご協力お願いします。特にA型O型ご協力者様を募集しています」最近はA型とO型の血液が足りないようです。 献血は日本赤十字社のバスや専用の部屋で行います。 太田朱香記者「テレビを見ながら好きな飲み物を片手に献血をすることができます、一番早い採血で10分前後で終わるということです」 そもそも皆さん献血したことありますか… 30代夫婦「まだないです」「あります。看護師の友達と旅行中に献血しました。子どもと一緒に行けたらもう少し立ち止まるかもしれない」 献血に助けられた人も… 60代と70代の夫婦「輸血をたくさんして血液をもらった側です、献血はしたことはないけど本当にありがたいと」 10日に開かれたセレモニー。広島県廿日市市在住の小児科医・湊崎和範さんが献血千回を達成しました。 湊崎さんは兵庫県出身で、高校1年生の時に担任の教師が病気になり輸血が必要になったことをきっかけに献血を始めました。高校3年生からスタートし40年続けています。 湊崎さん「日々のリズムや習慣となったことが続いたきっかけと思う。次回は1111回を目指して献血をやっていきたい」 採られた血液は大量出血時の輸血や国内の感染症などの薬を作るときに使われてきたということです。 県赤十字血液センター 松本佳子さん「怖がらずに軽い気持ちで来ていただきたい」