キャサリン皇太子妃、がん治療の化学療法が終了したことを公表。「どれほど安堵したか言葉にできない」と心情を語る【SPURセレブ通信】
今年3月にがんであることを公表し、治療と療養のため公務を休止していたキャサリン皇太子妃(42)。2024年9月10日(現地時間)、ケンジントン宮殿の公式SNSを通じてビデオメッセージを公開し、無事に化学療法を終えたことを明らかにした。 【写真】“愛し、愛されることこそが人生”。皇太子夫妻と3人の子どもたち ビデオメッセージの中で、がんの化学療法を終えたことを報告したキャサリン皇太子妃。 冒頭では、治療期間を振り返り、「夏が終わろうとしている今、ようやく化学療法を終えることができ、どんなに安堵しているか言葉にできないほどです。この9ヵ月間は、私たち家族にとって信じられないほど厳しいものでした。ご存じのように人生は一瞬にして変わり、私たちは荒波と未知の道を進む方法を見つけなければならなかったのです」と胸の内を明かした。 ノーフォークにある皇太子夫妻の自宅近くの森林で先月撮影されたこのビデオメッセージの中では、キャサリン皇太子妃と家族の、優しく自然体なプライベートの様子が映し出されている。 笑顔で遊ぶ子どもたちの様子や、体を寄せ合い愛情を分かち合う夫妻の姿など、家族の絆や愛情といったものが表現されているほか、キャサリン皇太子妃が一人で目を閉じ、自分自身に向き合うようなシーンも。 中盤では、キャサリン皇太子妃の両親であるキャロル・ミドルトン(69)とマイケル・ミドルトン(75)夫妻も登場し、家族団欒を楽しむ様子もある。 ビデオメッセージの中でキャサリン皇太子妃は続けて、「がんの旅は、誰にとっても、特に身近な人にとっても、複雑で、怖く、予測不可能なものです。自分自身の弱さに直面し、新たな視点が生まれる出来事でもありました。ただ愛し、愛されること。それこそが人生で大切なのだと気づきました」とコメント。 そして、「ウィリアムと私は、これまで受けてきたサポートや支えてくれるすべての人々に深く感謝しています。皆さんの優しさ、共感、思いやりに、本当に温かく謙虚な気持ちになりました」と感謝の意を述べ、「がんとの闘いを続けているすべての人たちへ。私はあなた方と手を取り合い、共に歩んでいきます。暗闇から光は生まれる。その光を明るく輝かせてください」と締めくくった。 完全回復への道のりはまだ続くものの、公務復帰を楽しみにしている様子のキャサリン皇太子妃。 米メディア『People』によると、キャサリン皇太子妃は既に児童関連のプロジェクトで在宅勤務を始めているとのこと。11月のリメンブランス・デーにはロイヤルファミリーとともに出席し、12月にはウェストミンスター寺院で毎年恒例のキャロルコンサートに参加する予定だ。 完全復帰ではないとはいえ、喜ばしい節目となった今回。引き続きキャサリン皇太子妃の様子を追っていきたい。