【中日】23イニング無得点で5連敗 3位転落も立浪監督「状態はよくなっていくはず。我慢して戦っていきたい」
◆JERAセ・リーグ 巨人2―0中日(23日・ひたちなか市民球場) 中日は2試合連続の完封負けで、今季ワーストの5連敗。3位に転落した。 先発の小笠原は、7回4安打2失点の好投ながら今季初黒星を喫した。初回に坂本の左前適時打で先制点を許すと、4回にも味方の失策からピンチを背負って1点を失った。雨中で粘投しながらも勝利を呼び込めず、「連敗をストップさせたかった。先に点を取られてしまったことが反省」と落胆。それでも、立浪監督は「打線が得点できない中での、2失点。ピッチャーは責められない」と左腕を思いやった。 打線は、巨人の先発・山崎伊に3回まで完全投球を許し、7回途中までに散発3安打。得点圏のチャンスを3度つくりながらも好機での一打が出ず、完封負けを喫した。23イニング連続無得点となり、立浪監督は「開幕からいい流れで来ている時もあったけど、ここに来て、なかなか一本がでない。今いるメンバーで戦う。状態はよくなっていくはずだから、我慢して戦っていきたい」と、現状打破へ語気を強めた。
報知新聞社