忘・新年会開催する…64.2%、福島県内企業 コロナ禍前水準に
東京商工リサーチ郡山支店が16日発表した忘・新年会に関する企業調査によると、忘・新年会を実施すると回答した福島県内企業は64.2%で、昨年を8.5ポイント上回った。全国の59.6%も上回り、同支店は「県内は新型コロナウイルス禍前の水準に戻りつつある」とした。 産業別では、建設業が80%と最多で、小売業72.7%、サービス業ほかが72.4%と続いた。「コロナ禍前から実施している」とした企業の開催理由は「従業員の親睦」が83%で最多だった。一方、「コロナ禍前は実施していたが今回は実施しない」とした企業の理由は「ニーズが高くない」が58.3%で最多。次いで「参加に抵抗感を示す従業員が増えた」が29.2%だった。 実施企業に尋ねた「忘・新年会は労働時間か」の問いには、88.5%が「労働時間ではない」と回答した。調査は1~9日に行われ、県内は123社が回答した。
福島民友新聞