【ロンドン時事】12日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、午後の米経済指標の発表を控えて模様眺めの展開となり、1ドル＝142円台半ばで推移した。正午現在は142円57～67銭と、前日午後4時（141円39～49銭）比1円18銭の大幅な円安・ドル高。 　米長期金利の上昇や株高を背景に円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継いだ。午後には米国の卸売物価指数（PPI）と新規失業保険申請件数の発表が予定されており、小動きの展開が続いた。 　対ユーロは1ユーロ＝157円15～25銭（前日午後4時は155円68～78銭）と、1円47銭の大幅な円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ＝1．1017～1027ドル（同1．1005～1015ドル）。 　ポンドは1ポンド＝1．3045～3055ドル（同1．3009～3019ドル）。スイス・フランは1ドル＝0．8535～8545フラン（同0．8480～8490フラン）。