大出世! 冬の海外移籍で大成功した日本人選手(4)史上初の5大陸でゴール!ACミランで背番号10を背負った男
2024年となり欧州主要リーグの冬の移籍市場が開幕した。春秋制のJリーグからすると、夏より冬の方が補強面で動きやすいこともあり、これまで多くの日本人選手が冬の移籍市場で海外移籍を果たしている。今回は、冬の海外移籍で成功を収めた日本人選手を厳選して紹介する。※移籍金や移籍日はtransfermarktを参照
MF:本田圭佑(ほんだ・けいすけ) 生年月日:1986年6月13日 移籍先:名古屋グランパス→VVVフェンロ(オランダ) 移籍日:2008年1月16日 移籍金:フリー ワールドカップで3大会連続ゴールとアシストを達成した本田圭佑も冬の移籍で成功した選手の一人だ。 名古屋グランパスでプロデビューを飾った本田は、21歳でオランダ1部リーグに所属していたVVVフェンロへと完全移籍した。2007/08シーズン後半戦は、14試合2得点という成績に終わり、チームも2部へと降格したが、続く2008/09シーズンは16得点14アシストを記録。圧倒的な成績を残して1年での1部復帰の立役者となり、2部リーグMVPを受賞した。 09年冬にロシアのCSKAモスクワにステップアップを果たすと、10年夏の南アフリカワールドカップで大ブレイク。その後は名門ACミランに移籍して数々の名選手が背負った背番号10を着用するなど、順調にキャリアアップすることに成功した。そんな中で本田の転機となったのが08年冬のVVVフェンロ移籍であり、この移籍が彼のキャリアを変えたと言っても過言ではない。 ミランを去った後、メキシコのパチューカへ移籍。その後、ブラジルのボタフォゴやアゼルバイジャンのネフチ・バクー、リトアニアのスードゥヴァでプレーした。南アフリカW杯でゴールを決めていた本田は、アジア、欧州、北アメリカ、オセアニア、アフリカと世界5大陸全てでゴールを決めた史上初の選手となっている。
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