財賀寺にある二十八部衆の仏像（一部）

一風変わった仏像の写真がXに投稿され、「体勢が絶妙！」と話題になっています。 投稿したのは、浅井企画所属の「お寺・仏像研究家」の芸人みほとけさん（@mihotoke_chan）。 【画像】肩身が狭そう！？な仏像 元アイドルで看護師資格保持者という異色の経歴を持っており、2024年3月には『みほとけの推しほとけ』（笠間書院）などの書籍も出版しています。 みほとけさんは、愛知県豊川市にある財賀寺（ざいがじ）にある二十八部衆の仏像の写真を投稿しました。 財賀寺では、10月20日から11月3日までの間、開創1300年を記念して「秘仏本尊千手観音像」がご開帳中。二十八部衆像は美術院国宝修理所での修理を終え、今回のご開帳にあわせて特別に本堂外陣にてお披露目しているとのこと。 そのなかの1体である、インド神話上の架空の鳥「迦楼羅（かるら）天」の像について、「パーティーのドレスコード大間違いして1人だけ大胆な仮装してきちゃった…みたいな仏像が肩身狭そうにしてて可愛かった」と茶目っ気たっぷりに紹介。 確かに、迦楼羅天が周りの仏像を見て体をもじもじさせているように見えます。 コメント欄には、「的確すぎる比喩！みんな気付いてないふりしてて優しい」「体勢が絶妙すぎる。恥ずかしそう」「『10月31日にパーティーを開催します』という通知を見て“よっしゃ、気合い入れるぞ！”と参加したら全然ハロウィンじゃなかった件」「……カルラ。お前、ちゃんとしないと那羅延天様（インドで崇拝されていた神）に怒られるよ！」「隣の大弁功徳天『久しぶりだから、気合いを入れるとは言ったけど仮装するとは言ってないよ』」など大きな反響を呼びました。