「相手は怖くなかったと思う」J1アビスパ福岡、12本のシュート浴びせながらスコアレスドロー 長谷部監督「決定的な機会を」
◆明治安田J1第7節 名古屋0―0福岡(7日、豊田スタジアム) ゴールをこじ開けることができなかった。前半10分、福岡は左サイドから岩崎のクロスをザヘディがペナルティーエリアの中央から頭で合わせた。しかし、鋭いシュートはクロスバーに当たり、先制点を奪えなかった。 ■美デコルテ自慢!アビチア副キャプテン【写真】 同23分に中央からスルーパスを受けて抜け出した岩崎がシュートを放つもゴール上に外れてしまう。前半は名古屋より5本多い7本のシュートを放ったものの、枠内のシュートは1本だけ。後半も押し気味に進め、12本のシュートを浴びせたが、1点を奪えなかった。 長谷部監督は「もう少し、チャンスの数や決定的な得点の機会をつくりたかった。ペナルティーエリアに入っていく数をもっと増やさないと。相手は怖くなかったと思う」と厳しく振り返った。 岩崎も「勝ち点1ではなく3を取れる試合だったとみんな思っている。なぜできなかったか、これから修正していきたい」と前を向いた。 「いい攻撃につなげるバリエーションが少ない。これまでやってきたことを簡単にできる競技ではないが、今日のようなゲームでも1点を取れるようなチームをつくり上げていきたい」。長谷部監督は勝ち点3と1の違いを痛感した試合で、冷静に今後を見つめた。 (安田栄治)
西日本新聞社