「推論ができるAI」を育成、pluszeroの強みと優位性とは?
森遼太(もり・りょうた)/1988年4月生まれ。東京大学大学院の新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻にて博士課程修了、2018年に当社を共同設立し社長就任(写真左)。永田基樹(ながた・もとき)/1989年11月生まれ。東京大学大学院の情報理工学系研究科数理情報学専攻にて博士課程修了。2018年当社を共同設立し、副社長(写真:梅谷秀司)
AI(人工知能)を使い、さまざまな課題解決を手がけるpluszero(5132)。2018年7月に設立されたばかりのプラスゼロだが、2022年10月に上場を果たした。サービスの提供形態に応じて事業は大きく2つに分かれている。現在売り上げのほとんどを占める「プロジェクト型」では、案件ごとに作ったサービスを提供している。もう1つの「サービス型」は、人間が対応しているかのような独自のAIサービス「AEI」を軸に、ライセンス利用料などから成っている。1月25日に開かれる初の株主総会では、今後4年間の中期経営目標も発表する予定だ。その計画のカギを握るAEIとは何なのか。強みはどこにあるのか。森遼太社長COOと永田基樹副社長に話を聞いた。※永田氏の発言には氏名を記載、特に記載がない場合の返答は森氏。
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田野 真由佳