横浜流星「覚悟が込められている」七変化の演技に「自分の中でも集大成となった作品」
俳優の横浜流星(28)が5日、都内で行われた、主演映画「正体」(29日公開)の完成披露舞台あいさつに吉岡里帆(31)、SixTONES・森本慎太郎(27)、山田孝之(41)らと出席した。 【写真】自身の“正体”について語る横浜流星 「余命10年」を興収30億円のヒットに導いた藤井道人監督の新作。横浜は「われわれの覚悟が込められている」と思いを語った。同作はさまざまな人物が、殺人容疑で死刑宣告を受けたが脱走し、潜伏を続ける主人公・鏑木(横浜)との出会いを語るが、その姿、印象はまったく違い、凶悪犯なのか、無実の青年なのか真相に迫る極上のサスペンス。 完成まで4年かかり、撮影も夏と冬に分け、時間経過などリアリティーを追求。横浜は「夏と冬に分けて撮れたことはぜいたくだし幸せ。ただ、鏑木として気持ちを維持するのは本当につらかった」と精神的な過酷さもあったことを明かした。 横浜にとっては、同じ役ながら七変化の演技が求められる難役だったが「自分の中でも集大成となった作品が4年の月日を経て完成した。楽しんでいただける」と自信をのぞかせた。