映画『SLAM DUNK』キャスト5人が語る、印象深いセリフ 仲村宗悟「今後もすごく励まされる」
2022年12月3日に公開され、ロングランヒットを記録している映画『THE FIRST SLAM DUNK』。今回、宮城リョータ役の仲村宗悟さん、三井寿役の笠間淳さん、流川楓役の神尾晋一郎さん、桜木花道役の木村昴さん、赤木剛憲役の三宅健太さんの5人にインタビュー。自身が演じたキャラクターの印象的なセリフを聞きました。 【動画】『THE FIRST SLAM DUNK』キャスト5人インタビュー(ロングバージョン)
■“背中を押してくれる”セリフにキャストも目頭が熱く…
配給会社によると、映画は、5月10日時点で、国内興行収入140億を突破し、観客動員数974万人を記録。人気ぶりは日本だけにとどまらず、韓国や中国など海外でも “スラダン”旋風を巻き起こしています。 そんな本作では、胸が熱くなり、時には目頭も熱くなる印象的なセリフやシーンが多く詰め込まれています。そこで、それぞれが演じたキャラクターのセリフから“一番印象深いセリフ”について聞いてみました。
■宮城リョータ役・仲村宗悟 「キツくても、心臓バクバクでも…」
――自身が演じたキャラクターで、一番印象的なセリフはなんでしょうか? 仲村:「キツくても、心臓バクバクでも、めいっぱい平気なふりをする」っていう言葉です。あの言葉には僕自身、今後もすごく励まされるんだろうなって思います。演じた時もすごい共感できるなって思いながら演じました。背伸びじゃないですけど、「ここはしっかりしていないといけないところだな」とか「ビシっと決めないといけないところだよな」っていう瞬間っていろんなところであるんで、そういう時にあの言葉を思い出せば、ビビってる自分とか弱い自分のこともちゃんと認められた上で、これを乗り越えていける自分だよっていうふうな表現ができると思うんで、いろいろな場面でこれからも思い出すと思います。
■流川楓役・神尾晋一郎 時間をかけ作り上げた“1音”
神尾:僕はダンクシュートに向かった時の音があるんですけど、「フッ」ていう息の音なんです。ダンク経験がないというのもあったり、あと昔のバスケのイメージだったりとか、それこそゴリ(=赤木)がダンクしていたら「ぬわー!」みたいにするわけじゃないですか。そのぐらい力が入るもんなんだけど、流川だからどのバランスでいこうかみたいなので、何度もトライしたっていう部分の息ですね。そういうのを監督とかとセッションして作っていった記憶はあるので、その1音にかなり時間をかけたので、やっぱり思い出深いですね。