9歳スケートボーダー・河上恵蒔 初の世界舞台で世界初の技を次々と成功! 世界最高峰のアクションスポーツ祭典「X Games VENTURA 2024」出場権を獲得!
アメリカ現地時間の6月15日~16日(日本時間の6月14日~15日)に、スケートボード界の神と呼ばれるレジェンドスケーターのトニー・ホークが主催するスケートボード・バーチカル大会「Tony Hawk’s Vert Alert(トニーホーク・バートアラート)」がアメリカのソルトレイクシティで開催され、最年少の河上恵蒔(9歳)が6位に入賞し、「X Games Ventura 2024」の出場権を獲得した。 スケートボード・バーチカルは、ハーフパイプ上で技を競うスポーツ。本大会は6月28日(金)から6月30日(日)にアメリカのベンチュラで開催される世界最高峰のアクションスポーツの祭典「X Games VENTURA 2024」の予選大会となり、6位以上のライダーに「X Games Ventura 2024」の出場権が与えれらる。 今回、日本からは男女合わせて合計9名が参戦し、出場者も過去最多となった。昨年の実績と他大会の予選を勝ち上がったライダーの他に「ワイルドカード」という大会推薦の招待枠が男女それぞれ4名ずつ用意されている。河上はこの「ワイルドカード」の最終枠に選出され参戦することとなった。 河上は昨年、自身初の出場となった大会「JSFバーチカルシリーズ2023」で総合1位タイで最年少王者となり話題を呼んだ。そんな衝撃の大会デビューから約半年、世界の舞台に「初」挑戦するチャンスが訪れた。 X Games 歴代メダリストが参戦している今大会。猛者揃いの中で9歳のスケートボーダーがどのくらい通用するのか注目された。 第1ヒートに入った河上は、持ち技である900(2回転半)からステルフィッシュロデオ(1回転半)のコンボでスタート。その後の技も全て成功させ、初の世界舞台とは思えないほどの完璧なライディングで会場を沸かせた。 予選最終ランでは、25年前に900(2回転半)を世界初メイクを成し遂げた今大会主催者のトニー・ホークの目の前で、公式大会では世界で誰も決めたことのない900(2回転半)から900(2回転半)を繋ぐ連続技を成功させ、その歴史的瞬間に会場全体では大歓声が沸き起こった。 ラストトリックはミスをしたものの第1ヒート終了時点で2位と好位置につけ、最終的に6位に入り決勝進出を決めた。
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