麻田ゆんのメリハリ砂時計ボディ!クラシックバレエで培ったしなやかな筋肉が美しい【くびれはつくれる!】
クラシックバレエで培ったしなやかな筋肉や柔軟性を生かしつつ鍛え上げられた砂時計ボディが目を引く麻田ゆんさん。くびれづくりに必要な美姿勢のためのストレッチ&エクササイズを教えていただきました。 【大会ステージ写真】麻田ゆんさんのくびれが際立つ砂時計ボディ 発売中の雑誌『Woman's SHAPE Vol.27』に掲載の『くびれはつくれる!メリハリある砂時計ボディ麻田ゆん』より内容を一部抜粋してお届けします。(全内容はWoman's SHAPE Vol.27でお読みいただけます)
クラシックバレエの経験で確信。正しい姿勢と柔軟性がくびれを作る
──憧れの砂時計ボディで話題を集める麻田さんですが、その体形は以前から? 麻田 いえ、もともと華奢で腰まわりは細かったけれど、全然くびれがない体形でした。それが、ボディメイクをするうちに徐々にくびれができ、肩幅も広がってきて。砂時計のような身体をより意識するようになったのは、ボディコンテスト出場がきっかけですね。アウトラインやVラインが評価されると知り、くびれやメリハリをさらに追求して研究するようになりました。 ──そんな麻田さんが考える、くびれるためのポイントとは? 麻田 一番は、正しい姿勢を保つこと。でも、そのためにはお腹をコントロールできるように柔軟性を高めておくことがとても大事です。私のジムにも、くびれを作る目的でいらっしゃる方が多いのですが、ストレッチで柔軟性のチェックをすると、身体の側面が硬くて肋骨が開いている方がとても多いんです。また、胸椎の硬さから正しい姿勢が取れないという人も多いので、くびれを作るためのトレーニングと並行して、体側や胸椎の柔軟性を高めるストレッチを必ず取り入れています。 ──今回はクラシックバレエの動きも取り入れたストレッチを紹介していただきましたが、柔軟性の大切さは15年間のバレエ経験で実感したことですか。 麻田 そうですね。ストレッチはバレエを始めた3歳から欠かしたことのない習慣なので、今の体形やボディコントロールのしやすさは、その積み重ねもあると思います。柔軟性が上がれば可動域も広がり、トレーニング効果もアップします。トレーニングで腹斜筋にアプローチしたり、お尻や背中の広がりを作ったりすることで、砂時計ボディにより早く近づけることができますよね。でも、やっぱりくびれを作るために一番大切なのは、ふだんから正しい姿勢でいることだと私は思います。 ──正しい姿勢の作り方、ぜひ知りたいです! 麻田 お腹まわりを締めてまっすぐ立つのが基本ですが、ただお腹を締めるのではなくて、まず骨盤の中身を膣からぐっと引き上げるような意識を持ち、お腹を縦に伸ばす。そして鎖骨を開いて肋骨をしっかり締めるという順番です。膣を引き上げる感覚を持つと自然と骨盤もまっすぐ立つので、反り腰にならずに正しい姿勢が保てますよ。 ──お腹を締めるより肋骨を締める意識を持つほうがいいんですね。 麻田 肋骨が開くとゴツゴツした見た目でシルエットもよくないので、肋骨が浮き出ないよう脇の下に広がる前鋸筋からしっかり締めていくことで、美しいくびれが作れると思います。でも「姿勢をよくしてください」とお伝えすると、胸を思い切り突き出して反り腰や肋骨が開いた状態になる人や、「膣を引き上げて」というと肩も一緒に上がってしまう人が多いですね。どちらも胸椎の硬さが原因なので、正しい姿勢を理解することと共に、やはりストレッチが大事ということになりますね。